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2020/04/13 17:40
季節感を大事にする着物
単衣とは裏なしの着物の事です。
着る時期は6月と9月だけ、と言われています。
裏地が付いてない分、軽いです。
着付けの時も軽いから、さっと着やすいですね。
もたつきがちなおはしよりも処理しやすいです。
こんな具合になってます。
裏は最低、衿の裏だけに付いています。
居敷当てと言って、腰回りを補強する意味で
腰回りだけ裏地を付ける場合もあります。
こちらは辻ヶ花文様の訪問着
辻ヶ花は人気のある文様の一つです。
大きな模様を糸で絞り、全体を染めます。
糸を解いたら染まってない部分が出てきます。
そこにまた模様を糸で絞って作ります。
その作業を何度も繰り返して、立体的な模様が作られます。
筆で描いた文様と違って、深みがあります。
そんなに詳しい事は知らなくても、何故か惹かれますよね。
この偶然出来た様に見えながら
実は計算したデザインを作る事ができるのは
熟練した職人技です。
着物の良さは着ている本人が素晴らしい芸術に触れた様な良い気分になれる事と
見ている方にも伝統美を感じてもらう事が出来る事です。
フォーマルのシーンで
一番のマナーはその場に相応しい品格あるお洒落をして行く事です。
そうした事がリサイクル着物で気軽に出来る❗️
なんて素敵な事でしょうか❗️
セレブな気分間違いなし❗️